シールラベル印刷専門 髙木新盛堂

透明、食品、QRコードなどシール印刷、ラベル、ステッカー製造、制作、販売ならお任せ下さい。高木新盛堂です。

目次

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  • シールとは?

  • 製品紹介

  • さまざまな加工

  • 注文から発送までの流れ

  • 弊社設備

  • 会社概要

  • 価格構成と注意点

  • 価格の事例

  • お問い合わせ

  • 更新履歴

価格構成と注意点

 シール印刷の価格の構成は大まかに言うと次のようになります。

   価格=単価×枚数+版代+型代

 単価というのはシール一枚あたりの値段、あるいは1ショットあたりの値段になりますが
弊社の場合は基本的に一枚あたりの値段になります。
単価は色数が多いほど値段が上がります。しかし1ショットで生産される枚数が増えれば
単価は下がります(どれだけ1ショットあたりの枚数を増やすことができるかはシールの寸法、
加工によって変わります)。
印刷に使用される用紙・糊の種類によっても単価は変動します。
ほかにラミネート加工、パンチ抜き加工などの別加工を行った場合、
特殊インキを使用した場合も値段は上がります。
数の少ない印刷にも対応しますが総数が1~1000ショットまでは価格は1000ショット分で計算されます。
したがって同じシールを一ヶ月で100枚(1ショットあたり1枚シールを生産するとして)使用されるとすれば、
まとめて一年分、1200枚を一度に注文されたほうがお得です。

 また単価を決定する要素としてデザインの内容があります。書き上げ(文字ばかりのデザイン)と
ベタ(ひとつの色で染め上げたようなデザイン)とフルカラー写真とでは単価が異なります。
書き上げがもっとも安く、次いでベタ、フルカラー写真となります。
これらは次に説明する版代にも影響が出ます。
*写真でも白黒の写真にしたりすると単価は下がります。
*たとえば、ぱっと見て8色ぐらいのカラフルなキャラクターのイラストがあります。
これは色の三原色を利用した網版(点の集まりの版)で印刷することがあるので、
この場合、写真物扱いになります。特色インキと4色掛け合わせ(フルカラー印刷)
詳しいことは弊社にご相談ください。
*また単純なデザインでも濃い藍色と薄い水色の2色を印刷する時、
水色の部分を網版で密度を落として藍色を薄くして表現することがあります。
ゆえに例えば赤と緑の2色の印刷で同じ紙、同じ大きさのシールと単価に差が出ます。
ただし大きなベタと網版の部分が隣接している場合、網版を使用することはあまりありません。
(ベタの部分で多量のインキを使うため、そのインキが網版部に流れ込むため、 網版部で印刷された箇所の点と点がつながる、点一つ一つが不均等に太くなるなど見た目が汚くなる事があります)
*価格を低く抑えようとお考えの場合は色数を少なくして文字が中心のデザインが理想です。

 またデザイン作成のご依頼を含む場合、別途デザイン料が発生します
(デザイン作成は弊社より別会社に外注となります)。

 版代というのは印刷用の版の代金で、面積によって価格が変化します。
基本的には樹脂版で印刷することになります。平圧印刷機の場合は真鍮版で印刷することがあります。
また版下の代金も版代に含まれます。版下というのは版を作るための製版用原稿(フィルムなど)で
パソコンデータ、イラストなどの情報を版を作るのに適当な形に変化させたものです。
また版下にかかる費用はそのデータの状態によって変動します。製版用原稿を含めて
データを入稿された場合は版下の代金はつきません。
製版はデジタルで行われるため、イラストレーター、フォトショップで作られたデータでは版下の費用は
比較的低く抑えられます。ワード・エクセルのデータはパソコンの画面上の形とプリントアウトしたときの形、
大きさが異なり、お客様と弊社のイメージが異なった違ったものとなるため、基本的にはお受けできません。
手書きのデザインの書類はデジタルデータに置き換え、加工を必要とするため、版代が上がります。 
*イラストレーターなどデジタルデータで入稿された場合、文字の部分に
アウトライン(文字データを図柄のデータに切り替える)をかけていないと文字化けが起こることがあります。

 型代はシールを抜く刃型の代金です。型には代表的なものとしてゼンマイ刃、エッジング刃(腐食刃)が
あります(ページ下の写真)。
ゼンマイ刃は普通の刃をプラスチック板に埋め込んだもので丸や四角形などの単純な形に抜くのには
向いていて価格も安くなります。ただ星型のように変わった形、複雑な形になると上がります。
また連続した曲線からなる複雑な図形になるとゼンマイ刃では対応できません。
また1ショットあたりの生産枚数が上がると型代も上がります。
エッジング刃は金属板を腐食させて刃の部分のみを浮き上がらせたものでゼンマイ刃では
できない連続した曲線からなる複雑な図形も抜くことができます。この刃型はゼンマイ刃と
比較すると割高になります。しかし腐食させて作るため、1ショットあたりの生産枚数が
上がっても値段は変動しません。

 なお版代、型代が発生するのはその製品の初回の印刷のときだけで2回目以降は発生しません。
ただしデザイン変更の際は新たに版代、あるいは型代が発生します。

ゼンマイ刃ゼンマイ刃

ゼンマイ刃イラスト

 

エッチング刃エッジング刃

エッチング刃イラスト

基本はマグネットの版胴でできているダイロール部で使用しますが紙面を上から刃型で
押さえつける平抜き部しかない平圧印刷機、半輪転印刷機などでも使用することがあります。

 

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